利根漁協の活動概要
利根川の最上流区域を組合地区とする当漁協は数多くの支流とダム湖を擁し、アユ漁業をはじめヤマメ、イワナ等の渓流釣りやワカサギ漁等が行われています。
当漁協は第五種共同漁業権にかかる放流増殖事業を柱に幅広く水産資源保護事業を実施していますが、現在の内水面漁業が抱えるアユ冷水病・カワウ被害・外来魚の対策は当漁協にとっても大きな課題です。
このうち外来魚については利根川の最上流に位置する奥利根湖で、平成11年5月にコクチバスの生存が確認されその後繁殖も確認されました。その地域性、水産資源保護上深刻な課題として捕らえ、県当局と検討を加え平成12年度から当漁協が駆除作業を展開しています。年間多くの人と経費を費やし、コクチバスの完全駆除に努めているところです。
冷水病については群馬県の施策に沿い冷水病のない種苗の確保に努め、カワウ対策においても追払い作業をはじめ飛来数調査やコロニー調査を実施しています。
また、子どもたちが魚と触れ合う機会を作り出すため「ふるさとの魚放流事業・ふれあい事業」の実施や河川工事や水質汚濁による魚類被害防止等、地域と一体となった水産資源保護、環境保全対策に努めています。
概要
漁業組合名 | 利根漁業協同組合 |
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組合長 | 能登 龍夫 |
組合事務所 | 群馬県沼田市桜町4669-1 |
電話番号 | 0278-22-4516 |
水協法による設立認可年月日と組合地区 | 昭和25年7月28日 沼田市及び利根郡 |
漁業法による漁業権の種類と免許年月日 | 共第1号及び15号第五種共同漁業権 令和5年9月1日 |
漁場の区域 | 沼田市から上流の利根川とその支流 片品川・薄根川・赤谷川・湯檜曽川等(奥利根湖・薗原湖・赤谷湖等を含む) |